風が強く吹いている 三浦しをん 新潮社 2007.3.10 完読 2007/03/10 23:05
☆☆☆☆☆
あたたかい日が続いていたのに冬に逆戻りして、家族がインフルエンザにまってもうつらなかった私が鼻かぜをひいてしまいました。
早く寝て治したら良いのに…この本は寝させてくれませんでした。
声を出して笑ってしまうほどのおかしさと、しんみり涙ぐむ感動が交互にやってきて、読みやすく飽きの来ない文章が好きでした。
こうして何作か陸上競技ものを読んでみて、この本は私に
「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ」
とわかりやすく教えてくれました。
読み終えてから細かく描かれた装丁の絵を見ているとまた感動が戻ってきました。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本
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まゆ > 大丈夫ですか?お大事にしてくださいね。私の場合、少しくらい熱があっても、本は読みます。本が読めないくらい具合が悪い・・・というのは、かなりヤバイ状態です(苦笑)
さて、この話はいいですよね〜。泣きました。箱根本番なんて、もうボロボロです。あの表紙の絵をもう一度じっくり見たいです。買っちゃおうかなあ。 (2007/03/11 22:15)
chii > お大事に・・・箱根前に読んだので、今年は見る目が違いましたね。駅伝は素敵なスポーツです。 (2007/03/12 22:08)
three bells > まゆさん、ありがとうございます。下を向くと詰まっているはずの鼻からポタポタと…ティッシュでせんをして読みました(きたな〜)
イヌ大好きの私にはニラの存在が嬉しくて。ハイジの顔によじ登った絵でまたまた笑いました。 (2007/03/12 22:22)
ほっそ > こんにちは。私もこの本読みましたけど、表紙やアオタケのイラストやら、想像力をかきたてられるものが満載でした。
個人競技のようで、団体競技でもある駅伝のこと私も以前以上に好きになりました。 (2007/03/14 08:36)
ゆんゆん > どうぞお大事に・・・何だか冬に戻ってしまったこの頃ですから、私もからだがついていかないです・・・この本を読んで感動しました!!表紙の絵は最初驚いたのですが読後はじっくりと味わいました。 (2007/03/17 16:24)
three bells > ほっそさん、お返事遅くなりました。ありがとうございます。本の良い所の一つは、絶対実際には味わえない事をこうして感じることができることですね。運チの私には陸上なんて遠い存在ですから…襷の絆すばらしいですよね。 (2007/03/17 20:58)
three bells > ゆんゆんさん、ありがとうございます。寒さで朝夕晩の犬の散歩がまだまだきついです。
絵には体型もちゃんと描かれていておもしろいですよね。
ハイジさんや走のように、全身全霊打ち込みたいもの、打ち込めるものがあるってすばらしいですね。 (2007/03/17 21:03)