2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

The MANNZAI 1と2 あさのあつこ ジャイブ 2005.12.16 完読 2005/12/16 18:50

YA

☆☆☆☆☆ あさのあつこさんの「バッテリー」は最後になんだかな…という終わり方だったのでこのThe MANNZAIは最高にジンジンきました。中学生の素直さや出しきれない不完全燃焼のエネルギーが魅力的な登場人物によってとてもわかりやすく描かれていました。 1の…

プーさんの鼻 俵万智 文藝春秋 2005.12.8 完読 2005/12/09 06:56

☆☆☆☆☆ ピンクのかわいい本の中に俵さんの素直な気持ちがぎゅっと詰まった作品。 子どもに関しての歌が多く、同じテーマでこんなにたくさん書いたのは初めてで、同じ素材でありつづけないから作らされてしまうとあとがきにある。「親子という言葉を見るとき子…

次の一冊が決まらない人のためのファンタジーブックガイド ファンタGメン’05 ブックマン社 2005.12.5 完読 2005/12/08 21:41

☆☆☆ ファンタジーがハリーポッター以来たくさん訳され、ハウルからまたまたファンタジーにはまっていく人が増えていると思う。 私もちょっとだけはまりたいな、と思ってもカタカナがどうも苦手だし想像力にも欠けているからハズレは読みたくない。そんな人に…

翼はいつまでも 川上健一 集英社 2005.12.6 完読 2005/12/07 08:30

☆☆☆☆ 青森県の中学2年生野球部補欠の神山君がビートルズの歌に勇気を得て自信をつけていく青春もの。 少年、野球ときたらヤッパリ重松さんの方が読ませるな…と知らぬうちに比べていた。だけど、中三の相撲部との事件を境に登場人物がはっきりしてきて中三の…

てるてるあした 加納朋子 幻冬舎 ¥ 2005.12.2 完読 2005/12/05 21:10

☆☆☆☆ 照子(15歳)の奮闘記。 自分の子どもに対してそれはないでしょ、と言いたくなるような両親。 借金の夜逃げで照子は母の遠い親戚だと言う鈴木さんの所で一人暮らす事になる。 おばあさんが三人出てくるのだけれど、関係ないけれどベスコフ“のみどりお…