2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
☆☆☆ 第46回講談社 児童文学新人賞 佳作受賞作品中学1年生の女の子の話。 闇魔女を見たら幸せになれる、のエピソードは魚住さんの非バランスを思い出してしまった。「色って光のないところじゃ見えないから・・・」暗闇はいろんな色を隠している、いろんな色…
☆☆☆☆☆ 今年の春から念願の犬を飼いはじめました。 一人っ子のわが子も兄妹を欲しがって「さんぽだって、なんだってする!」と言っていましたが実際問題、毎日は無理でした。 私が欲しくて飼ったのだから、たまに世話をしてくれるだけでありがとう、って気持…
写真絵本の部類に入るのでしょうか。 2006年の本にしては前の時代を感じる面白い写真と、クスッと笑が出てしまう文章と、ぴったりくる絵で私は勝手にトライアングル絵本と名づけてみました。 隙間や穴があるとどうして、つい覗いてしまうのでしょう… 人間の…
☆☆☆☆☆ 日曜の番組で紹介されていました。 内容を聞いてリトル・トリーを思い出し、おじいさんと孫の話に感動したくなりすぐ図書館に向かいました。 番組で紹介されていたのは新装改訂版で、私が借りてこれたのは1997年に出たものでした。 私(ハニバル)の回…
☆☆☆ 11歳のトムは言葉を話すことができません。なぜ話せないのかは誰にも解らないのですが、声を発しようとしても出てこないのです。 思いをことばで伝えることのできないトムは、学校でも孤立し、唯一の安らぎを動物園の動物たちとの交流に見出します。 …
☆☆☆☆ 今回もどんどん引き込まれていった。 瀬田歩の一人突っ込みみたいな文章がサイコーにおもしろい。 みんな中三になってかっこよくなった姿が目に浮かぶ。 秋本君ちの「おたやん」の海の幸バージョン食べてみたい!その海の幸バージョンのトッピングのタ…
☆☆☆☆ 真っ正直な田口さんの考えが詰まっていて、そこまでさらけ出さなくても良いのに…嘘が無いからちょっと苦しかった。 そこがまた田口さんなのでしょうね。 いじめってなんだろう? 「いじめってのは皺。人間関係ってのは皆ででかいシーツの端っこを持って…
☆☆☆☆ 菜緒のお父さんの田舎の家はおじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃんで暮らしていろ。 相当古いし、雪下ろしなど大変で建て替えをするとおじいちゃんが言い出した。 家の最後の姿を見に菜緒は、仕事で行けない両親に代わって一人で行く事にした。…
☆☆☆ 夏休み。を題材にしたYA向きのアンソロジー五十音順 あさのあつこ ☆4 *石井睦美 ☆3 石崎洋司 ☆3 *川島誠 ☆3 梨屋アリエ ☆4 *前川麻子 ☆3 *初めての作家さんでした。あさのさんの書く少年は小学校6年生なのに大人だな。そこへおばあさんが登…
☆☆☆☆ 富安さんのお話は、ふふふっ…て面白い。 5年生の少年が池に魚を釣りに出かけたが、魚網にかかったのは貝のボタンだけ。 とってもキレイな貝のボタンだったので持って帰ることにした。大漁を見込んで歩いて来たのに、こんなんじゃ自転車で来るんだった…
☆☆☆ 何年生の話か読み落としてしまったのかな? 小学生なら特に何年生とは限らずこんなことあるよね、 転校してきて、自分をアピールしすぎると偉そうだとかでしゃばりだとか思われてイジメの標的になること。 クラス替えでその子に対しての先入観の無い子が…
☆☆ とてもミーハーで欲しいものは並んでも手に入れたい母と、おまけのコレクション好きで大人買いしている父。 母親は特に子どもの事は全部わかっていると思っている。 そんな両親に疲れた中三の松葉は近所から流れてくるピアノの音に癒されていた。 ピアノ…