ピアニッシモ 梨屋アリエ 講談社 ¥ 2006.7 完読 2006/08/03 23:05
☆☆
とてもミーハーで欲しいものは並んでも手に入れたい母と、おまけのコレクション好きで大人買いしている父。
母親は特に子どもの事は全部わかっていると思っている。
そんな両親に疲れた中三の松葉は近所から流れてくるピアノの音に癒されていた。
ピアノの持ち主が病気で、ピアノを処分する所に居合わせた松葉は、ピアノの行き先を突き止め新しい持ち主となった紗英と知り合いになる。
自分の疲れた生活から逃避している事ばかりで、特に後半からは惰性で読んでしまった。
今まで読んだ梨屋さん、好きだけれどこれは私の好みではなかったな。