2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
☆☆☆☆ 読んだことは読んだのだけれどきっと私には「裏返す」がどういうことかはわかっていないと思う。 だけど、どんどん息遣い荒くなりながら、苦しくなりながら読み終えた。 今実際いる自分の記憶の中はどうなっているのかな?と思った。本当に、信じていい…
☆☆☆☆ 中学生の希世は自分の意見をはっきり言うのが苦手。友だちの亜楠(あなん)はハキハキした女の子。 ある日蜘蛛が教室に迷い込んで殺されそうになったところを希世は「くもを殺したらたたられる」と蜘蛛を逃がす。 そんな事は聞いた事がないと亜楠に馬鹿…
☆☆☆ 小学校6年生の潤は得意なサッカーもリレーの選手も転校生の浩に負けてばかり。 2年生の時に亡くなった写真家の父から「さすが俺の息子だ、俺と同じで足が速い」と自慢されていただけに負けたくなかった。 イライラがイライラをよんでこのままではだめ…
☆☆☆☆ 皆さんの書評をなるべく読まずに大好きな瀬尾さんの本がまわってくるのを待っていました。 噂で、中学のいじめについて書いてあるんだと聞き、現職の中学教師瀬尾さんが思い切った事を書いたのだな…と興味津々でページをめくりました。 書き出しから、…
☆☆☆☆☆ ふう…佐藤多佳子さんすごいです。 ドキドキしながらページをめくって、章ごとに感動して泣いて。久しぶりに続けて☆5です。 どうしても続き物は中だるみがあったり、初めは感動して5でも初めに感動しすぎた分、期待しすぎて4だったりすることがある…
あったかい陽だまりのような絵に惚れました。どんぐり拾いが大好きで、かばんの中をどんぐりでいっぱいにしていたコウくん。 コウくんがどんぐりのぼくにケーキと名前を付けて大切に遊んでくれた。 かばんから落ちたぼくを必死でさがすコウくん。どんぐりと…
☆☆☆☆☆ nanaoさんの日記で知りました。 本を読んでいたのに、汗をたくさんかいて運動した後のような気分になりました。 それは爽快感とは違う、部活で自分にカツを入れて苦手な所を強化するべく頑張ったのにままならない体が疎ましい気持ち…(実際文科系なの…
☆☆☆☆ 話の筋からいくと主人公は五年生だと思います。 おそろいのものがとても大事に思える年頃。 主人公の小野崎藍は仲良し4人の中の一人でいることがとても大事に思えてなりません。 精一杯気を使っているつもりなのにリーダーシップを取るアイアイのきげ…