竜神様の銀のしずく 熊谷千代子 文研出版 2006.10.18 完読 2006/10/19 09:08

☆☆☆
 小学校6年生の潤は得意なサッカーもリレーの選手も転校生の浩に負けてばかり。
 2年生の時に亡くなった写真家の父から「さすが俺の息子だ、俺と同じで足が速い」と自慢されていただけに負けたくなかった。
イライラがイライラをよんでこのままではだめになると思った潤は、父の故郷である長野県里美村での山村留学の募集を見て、父の足跡を見つけながら自分をみつめたいと思う。

 理想的な話過ぎて、全部の登場人物の性格が出てくる前からわかってしまったのがつまらなかったけれど、自分で考える事の大切さや挑戦することが小6の子どもが読めば素直に入っていけるかな?と☆3です。