ナゲキバト ラリー・バークダル あすなろ書房 2006.8.21 完読 2006/08/22 09:56


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 日曜の番組で紹介されていました。
内容を聞いてリトル・トリーを思い出し、おじいさんと孫の話に感動したくなりすぐ図書館に向かいました。
 番組で紹介されていたのは新装改訂版で、私が借りてこれたのは1997年に出たものでした。


 私(ハニバル)の回想のかたちで物語りは始まる。

 9歳のハニバルは両親を交通事故で亡くし、3年前に連れ合いを亡くして一人暮らしのおじいさん(ポップ)に引き取られる事になった。
 
 おじいさんのハニバルに対する愛情が、言葉から、行動から、どんどん伝わって来た。

 ポップはとてもお話をするのが上手くその内容は、ハニバルを元気づけたり戒めたりして、聖書の事は良くわからない私でも神を信じることの大切さを学んだ気がした。


 なぜナゲキバトという題名なのか…途中、ナゲキバトのエピソードがあるけれど、それだからではなく最後のナゲキバトの章でわかり、心が痛かった。

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菜花 > こんばんは。おもしろそうですね!児童書でおじいさんやおばあさんが出てくるお話、好きなのでぜひ読んでみたいと思います。探してみますね♪ (2006/08/22 20:37)
three bells > 彩花さん、ありがとうございます。読んでいると自分がすっかりハニバルになり、おじいさんの温かさの中にいました。 (2006/08/23 17:10)
チピー > ナゲキバト、広告かなにかでみて、なにか強く売り出し中みたいだったので、どんな本だろうと思っていました。2種類あるみたいでしたが新装改訂版だったのですね。おじいさんの本、よいですね♪ (2006/09/08 19:11)
three bells > 何度も読み返したい作品でした。最後はもう何とも言いようの無いおじいさんの人生の重みと愛情であふれていました。 (2006/09/08 20:17)