ほおずきちょうちん☆☆☆☆
- 作者: 竹内もと代,こみねゆら
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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>>ゆい子をかわいがってくれた大ばあちゃんが亡くなった。
その日から、大ばあちゃんは幽霊となって、
家族の前にあらわれはじめた。
大ばあちゃんは何か心残りがあるのだろうか?
友だちを信頼する気持ち
家族を思いやる気持ち
守りたい人を支える気持ち
おばあちゃんの心残りは何だろうと解決しながら無理なく
大切な気持ちが織り込まれている本です。
ネタバレですが
心残りは戦争がからんでいます。
小学生のゆい子にとって戦争を身近に経験した人は
大おばあちゃんなんですね。
家族の中に経験者がどんどんいなくなって
ずいぶん過去のことに思えてしまいます。
だからこそ、語り継がないといけない事だと思いました。
たまに私もおばあちゃんの夢を見ます。
ちいちゃくて、髪の毛は下の方におだんごにしてあって、
着物を着ていて前掛けをしている。
いつもお守りを持っていたおばあちゃんでした。