Two Trains☆☆☆☆

 表題作含む5編の短編集。小学校女の子の5つの気持ちが綴られている。
小学5年生あたりで自分を中心に考えることから一歩すすんで人の気持ちをわかろうとする、わかり始めるものなのかな。
 図書室に掃除当番でやってくる4年生の女の子が5年生になって図書委員になるとすごく大人びていることがある。4年生の頃は同じクラスのグループ4,5人でやってきて元気が良かったけれど、5年生になると周りに気を配る事ができてなんだかお姉さん。この子になにがあったのかな〜。きっとこの本Two Trainsのように自分で気づき経験を積んでいるのだろう。