お正月の巻

 今日は実家でお正月飾りに使うものの買いものに行って来ました。
 父の出身は愛媛県です。
父が受け継いで毎年行っている愛媛県(風?)の慣わしでは鏡餅をお供えする場所がいろいろあって大小さまざまですが10重ね用意します。
床の間、神様、仏様、水神、荒神、トイレなど。荒神様には3段重ね、あとは2段重ねです。
お正月の3日間は一家の長が1番に火にさわり、神様にお供えするお雑煮を作ります。
清ましで丸もちを焼かずに、具は人参、牛蒡、白菜が主であとは野菜を足してもよいけれど奇数の種類になるように入れます。
朝、蝋燭にひを灯し神様達にお供えして拝みます。夕方は蝋燭に火を灯し炊きたてごはんを神様達にお供えして今日の感謝を拝みます。

 「もう、わしが死んだらできることだけ選んでしてくれたらいいからな」
 「何言ってるん。嫁いだ私が何もできることはないし、いつまでも元気でやってや〜」

気弱になってきている父もお正月には頑張ろうと元気を出してくれるといいなぁ。

みなさんのお正月はどんな?

明日は嫁ぎ先のお正月をお送りします…