ギャングエイジ☆☆☆☆

ギャングエイジ

ギャングエイジ

 講師をしながら教員の空きを待つつもりでいた日野晃道(ひのあきみち)に突然、新採の教員としての採用が決まった。
急に決まったこともあるが、新採というのは何をどうしてよいかわからない。
その上、日を置かず始業式も始まる。
 晃道は3年1組の担任だ。3年生はギャングエイジと呼ばれているくらい難しい学年でもある。
2年生の時2組が学級崩壊をして、その担任だった女性が行方不明で桜の木の下に埋まっているだとか…
晃道の前に決まっていた先生は霊感を感じて直前に辞めただとか、どこまで本当なのか分からないまま学校は動いていく。
・・・・・・・・・・
 川端さんはPTAにも詳しく学校の事を良く熟知したうえで書かれていると思う。
本当の先生方が読むと、えっ?と思うこともあるかもしれないけれど
私が小学校で見ている中でも新採の先生が忙しいのは本当で、頷くことばかり。
 学校で大変なことの中で、保護者との関係、地域との関係は半分を占めるのでは?
その重たい関係をほぐしていく校長先生がまた良い♪