行為の意味☆☆☆
- 作者: 宮澤章二
- 出版社/メーカー: ごま書房新社
- 発売日: 2010/07/06
- メディア: 単行本
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確かに「こころ」はだれにも見えない
けれど「こころづかい」は見えるのだ
震災の後に何度も流れたACの映像に使った言葉の元が「行為の意味」の詩の中からのものだったんですね。
あのときは何度も聞いて、責められてる感があって申し訳ない気持ちだったけれど
全体を読むと温かい気持ちになる。
中学生のために書かれた詩なんだけれど
読んでいるうちに付箋だらけになるくらい
心に語りかけてくる詩ばかり。
でも、自分が中学生の時に読んだらどうだろう
素直に読み続けることができないんじゃないかな
今、この年になってわかる
子どもたちに言いたいことを代弁してくれているような詩かもしれない。