疾走 上・下 重松清 角川文庫 ¥ 2005・6・21 完読 2005/06/29 09:31

☆☆☆☆
 こんなに悲しくて良いのでしょうか?

誰がこんなにしてしまったのか。
いつから歯車が回り間違えていたのか。

もし時間が戻るなら、
どこからか、やり直すことができたのだろうか。
どこで気づいてやり直しても結果は同じような気もする。
シュウジの運命の双六盤のマスには、もともと幸せのマスが少なかったのか・・・?

うまく、言葉にできない私は、心の真ん中が硬く痛い。