あたしもびょうきになりたいな フランツ・ブランデンベルグ作 アリキ・ブランデンベルグ絵 ふくもとゆみこ訳 偕成社 ¥1200 完読 2005/10/29 23:50

 気持ちがどんよりして読書が進まないこの頃。
子どもの本棚の前で絵本をみつめていました。
気持ちがどんどんほぐれてやわらかくなったみたいです。
なにしてるの?と子どもも寄って来て「ああ、これは…」と、いろんな絵本について自分なりの思い出を語ってくれました。

 そんな中で体の弱い息子の枕元で読んだ一冊を紹介したいと思います。

 お兄ちゃんのエドワードが病気になりました。
エドワードったら、みんなに気遣ってもらっていいな!と思うエリザベス。
エドワードがお母さんにごはんを運んでもらってるのに私はおきて服を着替えたり学校に行かなきゃならないし…

わたしもびょうきになりたいな!と思っていたらなっちゃった!

エドワードのときみたいにみんな親切にしてくれるんだけれど今度は元気になって自由に行動できるエドワードがうらやましい。

そうなんですよね、大人も元気な時は健康のありがたさがわからないものなんですよね。

元気な時のエリザベスの一日はとても忙しくて(ちゃんとお手伝いもしてるし)イヤイヤやってるけれど、病気が治ったエリザベスは同じ事してるのに生き生きしています。

二人とも元気になってからの行動がまたかわいらしくて。

 絵もとっても素敵です。
二人とも猫ちゃんなのですが兄妹仲良くて和みます。

                                                                                                                                                              • -

ぱせり > あれ、エリザベスのほうが妹でしたっけ? わたし、逆のような気がしていました。この本、図書館で借りて読みました。うちの子もこれは好きでした。兄弟ってこんな感じだよね、って、くすっと笑ってしまいます。この二人の出てくる「おばあちゃんのたんじょうび」もかなり好きでした。
昔子供と読んだ本を間にして、思い出話、っていいですよね。子供の小さいときのこと思い出して・・・いい時間ですよね。 (2005/10/30 13:40)
three bells > ぱせりさんごめんなさい。私はエリザベスが妹のような気になっていました。どちらが上って書いてないのですよね。子猫ちゃんだから双子かもしれないです。ぱせりさんの読まれた「おばあちゃんのたんじょうび」に書かれていたのかもですね。 (2005/10/30 20:41) キイロイトリ > 子どものときは病気になって学校を休みたい、親をひとりじめしたい、とか思ったものでした。でも病気になるのはきまって休日で(笑)。週明けには治って学校に行っていました。昔の気分を思い出しそうですね。猫ちゃん、かわいいだろうな。図書館で探してみます♪ (2005/10/31 21:17) three bells > キイロイトリさん、治ったあとがほほえましくって!しんどい時に看病してくれた感謝の気持ちがかわいいです。 (2005/11/01 07:59)