東京タワー オカンとボクと、時々、オトン リリー・フランキー 扶桑社 2006.3.16 完読 2006/03/16 17:39


☆☆☆☆☆
 なんだかんだと気忙しくて、やっとこの本を開ける時が来た。
 リリーさんのお母さんに対する気持ちが、こんなふうに長い手紙のように形にできるなんて、作家さんってすごい。

 絶対泣くなんて言われてるこの本はちょっと冷めて読み始めて、それでも自然に涙があふれてきてしかたなかった。
 
 母親が子どもに対して思う気持ち、きっとどこまでいっても行きつかないほどの大きなもの。
 
 私、女で良かった。母親で良かった。