リトル・ウィング 吉冨多美 金の星社 2006.6 完読 2006/06/08 08:14


☆☆☆
 吉富さんといえば子どもの心の中を表現する素敵な作品ばかりですよね。
 母の私は自分を反省する材料に読んでしまいます。

 現実的な夏実、夢見るようなことばかり言っている苺がある日の雨あがりの公園でリマタズミーという魔女と友達になる。
 どんどん心が病んでいく夏実、本当の夏実を取り戻すためにリマタズミーと城ちゃんの力を借りて奮闘する。

 先生や親の子どもに期待を押し付ける所が子どものプレッシャーになっているのがよくわかるのだけれどつい…どうしても結果を求めている大人の勝手を反省します。