ぼく、だんごむし 得田之久 文  たかはしきよし 絵 福音館書店 2006.4 完読 2006/04/29 14:24

 春になって入学したての小学校一年生のみんなは、学校の中や校庭、中庭などを散策して徐々に学校に慣れていきます。
 春見つけ と言って袋を手に持ち、列になってぞろぞろ先生の後を付いていく子供達、とてもかわいいです。
袋の中にはカラカラになった いぬふぐりの花が入っていたり、すでにおしたしの土筆が入っていたり。

 石の下でじっとしているだんごむしも日陰を選んで活動開始!袋のカラカラの草に混じってつかまっていました。

 ダンボールや新聞紙を食べたり、時々石やコンクリートを食べたりしているだんごむし。
 半分ずつ脱皮して抜け殻を必ず食べるだんごむし。
 無心に生きる力強さはすごいです。