空へつづく神話☆☆☆☆

空へつづく神話

空へつづく神話

 図書室で本を読む授業なのに昨日のお母さんやお姉ちゃんとのいざこざが気になって集中できないでいる理子。先生に怒られて違う本をえらんでいると本棚の間に見たこともない白ひげのおじいさんが立っていた。
白ひげのおじいさんは理子の家にまで出現してきた。自分は神様だが記憶をなくしているというのだ。この神様の記憶を取り戻す事に協力してご褒美に欲しかったひまわりのワンピースを出してもらおう!欲が絡んで神様に協力していくうちに自分の街の姿や謎に行き当たり理子自信が本当の事を知りたくなっていく。
 始めから最後までドキドキしながら楽しめた。子どもらしい理子と白ひげさんの会話がとても自然で読みやすかった。