ぐるぐる猿と歌う鳥☆☆☆☆
- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: 単行本
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市立図書館では大人のコーナーにあったけれど是非児童書コーナーに移して欲しい。
主人公は新5年生の高見森(タカミシン)東京から転校した北九州の小学校での物語。(加納さんは北九州に住んでおられたそう)
転校生といえば学校に馴染むまで時間がかかったりするのが常?だけれどタカミシンは元気に一本筋が通っているやんちゃな転校生だ。私が同級生なら、あんな乱暴な子嫌い〜とか言いながら憧れてしまうと思う。住んでいる所は社宅だからプライバシーはあるようで無いし大人のどうしようもない世界ものぞいてしまう。
ゾクゾクするミステリーかと言うとそうではなくほのぼのしていて、得体の知れないパックの存在が大きいが最後に繋がる事実は少しおもたい。
九州弁がかわいいっちゃ♪