ぼくの父さんは、自殺した。

「ぼくの父さんは、自殺した。」―その一言を語れる今 (Soenshaグリーンブックス)

「ぼくの父さんは、自殺した。」―その一言を語れる今 (Soenshaグリーンブックス)

 今西乃子さんは児童書のノンフィクションを主に書かれています。衝撃的な題にドキッとしました。年間3万人の自殺者がある日本。主人公は中学2年生の時父親を自殺で失っています。残された主人公は自分がお父さんを死なせてしまったのではと悩みます。
自殺は弱い人間のすること?恥ずかしい事?主人公の葛藤、今の自分にいたるまでの事が実名で書かれています。
「自殺をなくすため、自殺について語れる社会へ。彼は今、動き出す・・・」