優しい子よ☆☆☆

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 ドキュメント、ノンフィクションはなんとなく敬遠ぎみの私ですが、なぎさんの所でとても読みたくなりました。
 作者、大崎さんご自身の実話で愛情あふれていました。
大崎さんご夫婦、大崎さんの奥さんに憧れる茂樹君、難しい病気と戦う茂樹君を支えるご両親が優しさに満ちていました。
 自分の夢はまず健康になって学校に通う事、と手紙に書いた茂樹君、自分の事より大崎さんの奥さんの足が痛まないように祈る茂樹君が痛々しく、ご両親の辛さを思いました。
 心の中で思い出せば、忘れなければ、姿は見えなくてもあり続ける。これは私も実感です。