ブルースノウ・ワルツ☆☆☆

ブルースノウ・ワルツ

ブルースノウ・ワルツ

 閉ざされた世界しか持たない女の子、楓に突然弟ができた。その弟は父が研究を任された野生児だった。始めは名まえもない弟に対して戸惑いはあったものの、思春期を迎えようとする楓の心に自由を奪われた事になる弟の存在が大きくなっていく。他1篇
 今まで読んだものと違いすぎてしっくりこなかったけれど大人の傲慢さやしたたかさと純真無垢な賢い女の子との対比、それに何にもとらわれた事のない野生の少年との対比が描かれていた。