エミリー

エミリー

エミリー

 ほんとうにいた詩人のエミリー・ディキンソンの事を想像し物語にしたもの。
全てが想像といったわけではなく、この物語のとおりエミリーは屋敷の外には出ようとせず平凡な一生を送ったそうです。

 クーニーの優しい絵がエミリーの繊細さを引き立てています。
 詩って何?とお父さんに質問したときの説明も素敵でしたが
 女の子が初めてエミリーと出会ったときの会話もまた素敵。

「それ、詩なの?」

「いいえ、詩はあなた。これは詩になろうとしているだけ」