古道具ほんなら堂☆☆☆☆

古道具 ほんなら堂

古道具 ほんなら堂

 
 古道具屋のほんなら堂にはちょっとこわい感じのおばあさんがいます。
おばあさん・・・そう呼ぶときっと「私は大原橙花という名前がちゃんとあります」と怒られてしまいそう。
白髪のおかっぱ頭、丸いめがねをかけ、いつもきっちり橙色の着物を着て気難しそうに店番をしています。
 橙花さんは関西弁?京都弁かな?「ほんなら」が口癖のようです。
私もいつも「そうしたら」とか「そうだったら」とかいう意味に使ってるかな。
 子どもが困ったことにちょっとだけ手助けをしてくれる橙花さん。解決するのは子ども自身。
優しげなおばあさんでないところが魅力的!
 
 私が小さいときにはおばあさんというと、どこのおばあさんもみんなこんな感じで大切なことをそれとなく教えながら子どもを守ってくれていたよね〜と私の祖母を思い出しまし懐かしなりました。

 その橙花さんと子どものお話が4話入っています。
もちろん橙花さんと子どもを結ぶのはちょっとふしぎな古道具たち。
 毎日小学生新聞に連載されていたようです。