真夜中のひっこし☆☆☆☆

真夜中のひっこし (学研の新しい創作)

真夜中のひっこし (学研の新しい創作)

 近くの銀行のそばにあるイチョウの木が取り払われるときいて心配になったみや子。
古い文房具屋のこふみさんが言うには、
「大木には神様が宿っていてお社の神様はきれいな心でおまいりすればちゃんと見ていてくださる」と。
 ある夜、みや子の家の前の道に着物姿の女の人が二人現れる。
二階の窓からそっとのぞいていて聞こえるはずないほど離れているのに
「ちょっときていただけませんか」とはっきり聞こえる・・・

 かわいいおひっこしの手伝い・・・
でもそれは現代のわがままのためにしなければならないお引越しなんですね。。。