ｆ植物園の巣穴☆☆☆☆

f植物園の巣穴

　沼地のある森を抜けてを前に読んで以来久しぶりの梨木さん。
沼地…は、人間の話のようで植物、もしくは人間の源の細胞のような感覚で読んだ記憶があるが、
このｆ…も？？？と思いながらどんどん深みにはまってしまい一気に読んでしまった。
　
　この文体はなんというの？難しいようで所々、声を出して笑ってしまう梨木ワールド？

　本の中で過去に付き合ううちに読後、自分にも当てはまることが多くあった事に気付いた。
今、存在する事の幸せ…感じていますか？と問われているような。。。