ブライディさんのシャベル

ブライディさんのシャベル

ブライディさんのシャベル

 1856年ブライディさんは時計でも人形でもなく、納屋につるしてあったシャベルをもってヨーロッパからアメリカに渡る船に乗り込んだ。
 ブライディさんの人生をシャベルはずっとそばで支えて見てきた。
 静かに静かに、だけど一生懸命に日々を過ごすブライディさんの宝物はいつの時でもこのシャベルだろう。