ヘヴン☆☆☆

ヘヴン

ヘヴン

 これは司書が読むべきでしょ。
そう薦められた本だったけど・・・どうなんだろう。
 苛めの事が書いてあるということはだいたいわかっていたし
それだから手を出せないでいた。
 私は深読みできない。
どの本も「おもしろかった〜」と「うーん」で片づけてしまうタイプだからか
帯の「圧倒的感動」の文字に、どこ?って思ってしまった。
 あとでみなさんの書評を読みにいこう。
以下感じたことをちょっと書きます。

*今あることから逃れるためかもしれないけれど、見方や考え方を変えてじぶんを納得するやり方。
 自分が納得していると思っていても、心のどこかに小さな歪みが出て来て壊れる。ごまかし切れていない。

これは実際にわたしが良くやっている事かも。
自分の心の痛みを見無いふり、気付か無いふりするのがうまくなったと思いますが体調にでるんですよね。

*百瀬の一方的な言い分

えらく賢いやっちゃ。
理詰めでこられると正しいと思ってしまう。あぶないあぶない・・・
自己中ってこのことか。
家庭環境はどうなってるんだか知りたくなる。

*僕の母と父

 圧倒的感動!ここか。
僕の母はすごい。
5歳の時から一緒にいる血のつながらない息子を良く育てたと思う。
無関心すぎる父はどうだ。腹立たしい。