幽霊屋敷貸します☆☆☆

幽霊屋敷貸します (風の文学館2)

幽霊屋敷貸します (風の文学館2)

 格安のお屋敷に引っ越すことになった榎本家。
少々くたびれているお屋敷ではあるが、マンションの2LDKからの引っ越しに父も母うきうきしている。
でも、季子(ときこ)は気が進まない。何か悪いことが起きる前兆である左の親指が痛むのだ。
 やはり引っ越し直後に幽霊が現れた。
その幽霊は「ここに住むべき人たちであるか私が試験をする。3つの問題を解け」というのだ。
その3つの問題は・・・
・・・・・・・・・
 高学年からとあるけれど中学年でも楽しめそう。

「これで絶対よかったんだっておもうことはそうそうない。
よかったのか悪かったのかなんてずっと先になってわかることもあるし。
だけどお父さんはいつも“これで最高!これで良いんだ”って。
結局“これでよかったんだ”ってなるのがお父さん」
家族を前向きに引っ張るお父さんの頑張りを理解するお母さん。
お父さんをかばうお母さんが素敵だ。