あられもない祈り☆☆☆

あられもない祈り

あられもない祈り

 なんでこう島本さんて、少女が嫌な体験をしてそれがトラウマに…の設定が多いんだろうか。
文章は二人称で主人公は「あなた」「わたし」で名前がない。
それなのに、二人の苦しみやどうしようもない気持ちが伝わってくるから上手いのだろう。
 でも私には、わからないことがいっぱいあって。
あられもない=はずかしい
はずかしい祈りってこの本にあっただろうか?
愛したい、愛されたいそう思うことは当たり前の事。
たとえ許されない愛でも。
もっと違った祈りだったか?
やっぱり私にはわからないことだらけ。
文体に☆3