忘れること。

 人間の武器は忘れる事。
嫌なことや消してしまいたいことを自分の記憶から削除したつもりでゴミ箱へしまっておける。
何かの拍子にぐわっっとよみがえってきて、わき汗タラタラ赤面ってことがある。
忘れたいから忘れる。それはいい。
忘れたくないのに忘れてしまう…
というより忘れられたくないのに忘れられてしまった…という方が正解かも。
忘れた本人は忘れようとも忘れたいとも思っていないのに。
だから
忘れた方より、忘れられてしまった方がスゴク傷つくのだ。



今日、私は父に忘れられた。
新しい方から順番に?だとすると
母ももうすぐ忘れられてしまうん?
私が忘れられているとわかって母が泣いた。
きっと
自分ももうすぐと思ったからかも。


明日は思い出しておいてくれるといいな。
一緒におふろでいい湯だな♪を歌ってた小さい頃の私でいいから。