サリーの帰る家☆☆☆☆

サリーの帰る家

サリーの帰る家

 サリーは読書の好きな夢見る少女。
サリーの家族は、父さん、母さん、おばあちゃん、妹2人の6人で暮らしていた。
 ある日突然、父さんが漁に出たまま帰らぬ人となってしまった。
 近所の人からいろいろ助けてもらい、悲しみも少し薄れかけたころ
サリーとすぐ下の妹ケイティーは「雇われの市」で使用人として取引されなければならなかった。
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 つらい境遇の話だけれど、サリーの前向きなたくましさが冒険ものに似た楽しみで読めた。