真夜中のカカシデイズ☆☆☆

真夜中のカカシデイズ (ティーンズ文学館)

真夜中のカカシデイズ (ティーンズ文学館)

 学校に通わなくなって家に引きこもる聡太。
体の病気、こころの病気、そんなんじゃない!
腫れ物に触るように接する両親に腹が立つ反面、
こんな状態で申し訳ないと思う気持ちがあってイライラする。
 昼と夜の反転生活になってしまった夜中に
コンビニに出かけた帰り畑の中から声をかけられる。
それはカカシにされたマネキンたちだった。
・・・・・・・
友だちづきあいがうまくいかない
きっかけがつかめない
そんな自分を認めてみると
案外気楽にすごせるよ
そんなメッセージかな。
 でも、実際は難しい。