パーラ 上・下 ラルフ・イーザウ あすなろ書房 ¥各1575 2005・3 完読 2005/06/29 10:30

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パーラは 上巻 沈黙の町、下巻 古城の秘密 からなっているファンタジーです。

詩や言葉が重要で、語り部が職業として必要なシレンチアの町。パーラは詩を一度聞いたら覚えてしまう才能があった。

ソネットという、はじめの二節は四行ずつ、後の二節は三行ずつの定型十四行からなる詩がキーポイント。
 パーラは尊敬する語り部のノンノ・ガスパーレに話を聞くのが大好きだが、ある日ガスパーレの異変に気づく。ガスパーレは言葉を失っていたのだ。その異変はガスパーレだけではなく町中に被害者をだしていた。
 パーラはガスパーレを救い出すため奮闘する。

 挿絵が佐竹美保さんで上巻の表紙には、かわいいワンピースを着た、さまようパーラ姿が描かれています。下巻の表紙では、そのパーラが悪戦苦闘した姿があり、とてもひきつけられました。パーラはどんな表情をしてるのかしら。


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あさがお > こんばんは♪同じ作家の『盗まれた記憶の博物館』を読みたいなってずっと思ってたんですけど、これも面白そうですね。語り部って響きがいいです!!それから佐竹さんが挿絵を描いてる本ってすごく魅力的に見えちゃいます。例え文章がビミョーであっても・・(笑) (2005/06/29 19:55)
three bells > あさがおさんこんばんは!はじめてレスいただいて、すごく感動しています。ありがとうございます!!
佐竹さんの挿絵は本当に良いです。「こっち向いてパーラ!」「がんばれ、パーラ!」と声かけたくなります。
内容もお薦めできると思います。 (2005/06/29 21:35)
トントン > はじめまして。ラルフ・イーザウさんの作品は何冊か読みましたが、これも面白そうですね。チェックしておきます! (2005/06/29 21:50)
three bells > はじめまして、こんばんは。トントンさんの日記は良く拝見しています。ファンタジーお好きのように感じました。私自信、ファンタジーは苦手の部類と思っていたのですがすんなり楽しめました。是非! (2005/06/29 22:57)
three bells > ↑きゃートントンさん誤字お許しください。(私自身) (2005/06/29 23:01)
北原杏子 > 初めまして。ラルフ・イーザウさんの本はネシャンしか読んでない私です。この本も新刊として出てからすいぶん経ちますが、いつか読みたいと思いつつ、そのまま見送っていました。いっぱい読みたいファンタジーが次から次へと出てくるんで…もう飽和状態です。 (2005/06/29 23:15)
three bells > はじめまして。私はパーラがラルフさんとのはじめての出会いです。(表紙の絵に魅かれました。)ネシャンは3巻長いお話のようですね。どんどんファンタジー出てきて、ダレン・シャンの新刊もおまけの下敷きにつられて買いましたが怖そうでまだ読めていません… (2005/06/30 09:15)
すもも > ずっと気になっている本です。おもしろそうですね。 (2005/07/01 20:50)
three bells > すももさんこんばんは。想像しがたい生き物とか出てきて、うぇっとなったりくすっと笑ってしまったり。楽しいですよ。 (2005/07/01 21:07)