光の帝国 恩田陸 集英社文庫 495 2005・7・29 完読 2005/07/29 15:30

☆☆☆☆
 常野をふるさとに持つ不思議な力を持った人たちの短編のような長編のような…。

 ひとつひとつは独立していても違う章でまた登場したり、とても読ませてもらいました。
 ミステリーっぽく感じるのもあり、ぞくっとしたり。
 私は初めに納められている“大きな引き出し”が好きでした。
自分の大きな力に気づいていない4年生の少年が、本能で力を人のために使ってしまう所がジーンときました。
新作が楽しみです。

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nanao > 短編のような長編のようなというところが読ませましたね。
うっかり短編集かと思いきやでした。
こんな特殊な力を持った少年も等身大に書かれていたのが
良かったですね。 (2005/07/29 17:58)
まゆ > これは恩田さんにとって、大きな流れになるシリーズに育ちつつあります。いいですよねえ。私は表題作と最終話で何度も泣いています。春田一族の話は、最新刊「蒲公英草紙」でも描かれていますよ。 (2005/07/29 19:50)
three bells > nanaoさん、まゆさんこんばんは。
本プロでみなさん高評価 (2005/07/29 21:09)
three bells > ↑すみません、何故か途中で…
本プロでみなさんが高評価!期待は裏切らなかったです。
少年好きの私です!(笑)
表題作には泣きました。そして国道を降りて…で、おかえりーっとまた泣きました。蒲公英草紙予約が15人待ちでした(泣) (2005/07/29 21:19)
kanakana > three bellsさん、はじめまして。私、恩田陸が大好きなんです。私も皆さんと同じく、「光の帝国」の表題作で泣きました。「蒲公英草紙」楽しみですよね。恩田陸さんが影響を受けた「ピープル」シリーズも読んでみたいのですが、翻訳ものってちょっと苦手で。。。 (2005/07/29 23:30)
three bells > kanakanaさんはじめまして!恩田陸さんて宮部みゆきさんも期待している作家だと新聞で読みました。まだ私は恩田さんに夜ピクからはまったばかりで三作目です。次のお薦め教えてくださーい♪ (2005/07/30 10:37)