なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか 藤原智美 祥伝社 ¥1470 2005・7・30 完読 2005/07/31 19:55

 はっきり言ってショックでした。
私は自分の事しか考えない質だからすぐ、じぶんの子供に重ね合わせてしまって、もうちょっと早く幼児期の過ごし方をしってたら…なんて思いました。

 この本でいちばん印象に残ったのは、

「いま、こどもが退屈を求めることは一種の贅沢である。彼らは真の退屈を知らない。(中略)いまのこどもたちが退屈を恐怖とするのは、コミックからの借り物ではなく、みずからつくりだした空想、想像する力が貧弱だからだ。」

 自分の子を見て思います。健全?に、ぼーっとしている時が無いのです。そんな大事な時間があってもイライラと、つまんなあーい、つまんなーいを繰り返していますから。

「子供にはできるだけのことをしてあげたいという親心が、逆に先天的にのっている力さえ奪っているとしたら、これは悲劇ですね」
「こどもはてをかけるほどいい子に育つというのは、幻想にすぎない」

うっ…痛いです。

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nanao > でも、手をかけちゃうんですよね。
家内を見ていると、よくわかります。 (2005/07/30 15:52)
もとみや > three bellsさん、早速読まれたんですね!
子どもにできるだけのことをしてあげたいという親心から与えるだけになってしまうことが問題なのかもしれませんね。子どもと一緒に親自身も成長していこう!という思いがあればきっとうまくいくと思います! (2005/07/30 17:45)
three bells > nanaoさん…よくおわかりですね。息子に「うざいな、かまわんといてくれ」といわれてもつい… (2005/07/31 19:40)
three bells > もとみやさん、がんばります!
本を読んでいてリトル・トリーのおじいさんが黙って経験させることや、田口ランディさんの何もせずボーッとすることの大切さ、カチューシャのかじお君のゆっくりと流れる時間、全部大切な事分かっているはずが実践できずにいます。子供のこと片目瞑って見ることにします。 (2005/07/31 19:47)
ケイ > 初めまして。私も手をかけちゃう方なんだろうな。と思いました。手をだしちゃいけないことがあるんでしょうね。子どもを自分と同一視してるからなのかなあ。。でも子どもにはこどもの世界があるんですよねぇ。あんまり関心をもたれない子もちょっとなあと思うんですが。。手を出しすぎず、幻想を持たない。。幻想は持たなくなりましたが。難しいですね。ほんとに。親って子どもに苦労させないようにって思っちゃうからなんですよねぇ。それでは、、お互い気をつけましょ♪またね♪ (2005/07/31 20:26)
three bells > ケイさんはじめまして。実はホムペにこっそりお尋ねしたりして、ステキな詩など楽しませていただいております。
小さい頃、テーブルの牛乳をこぼさないで欲しくってついグラスを脇へよけたり。子供には倒して学習させないと分からないのに、こぼされると臭いのでついつい…すごく単純な親の勝手でした(笑) (2005/07/31 20:45)
ケイ > また来ました。HP遊びに来てくださってありがとう。。うれしいな♪ほんとにありがとう。また来てね☆牛乳のグラス、、私は割れないようにプラスチックのコップでした。。念入りすぎ。あはは☆子育てって、長いですよねぇ。反省しながら。。でもあっという間でもあるんですよね。大きくなっちゃうと。親子の時間大切にしたいですよねぇ。お互い。。息子さんがいらっしゃるのですね。私は娘ふたりなので。息子さんのいるご家庭もいいなあと思います。またお話してくださいね。 (2005/07/31 21:00)
three bells > こちらこそ!よろしくお願いします。女の子は友達親子になれますね。今息子は反抗期のかかり…がんばります。 (2005/08/01 21:01)
雨あがり > こんばんは。タイトルといい、内容といい、私も読んだらきっと落ち込みそうです。「待つ」ことが大切だとわかってはいても、ついつい手を出してしまってます(汗)ちょっとコワイけど、読んでみようかしら・・・。 (2005/08/01 22:45)
three bells > こんにちは!あまりにも自分に投影しすぎの癖からこの本の良い所が紹介できていないと思います。たくさんの取材から書かれていますので、雨上がりさんの発見楽しみにしています! (2005/08/02 15:00)