カカシの夏休み 重松清 文春文庫 2005.8.11 完読 2005/08/12 00:33

☆☆☆☆ 
表題作含む三編収録。

重松さんにはまっています。
重松さんが教育学部卒だからか学校の生徒と先生のこと、とってもよく書かれていてジーンときます。
私自身が輝かしい(?)青春を振り返る事よくありますが、カカシの夏休みを読んで、またまた、あの子どうしてるかな…なんて思い出してみたり、あの頃は真剣に怒ったり泣いたりしたよなあ。
 ノスタルジー禁止ですか?
今の小学生(我が子も含む)に自分の時代をかぶせては、とんでもない事になりますかね。

 ライオン先生も夫婦の思い出にすがる所、ノスタルジー禁止。うらやましいですけれど。

 未来では、不運にも友達の自殺によって未来を壊されてしまうのかと思えば、未来が開ける終わりでホッとしました。
 もし私が死んだら、家族以外でずっと覚えていて欲しい人って誰だろう、なんて。初恋のひとかしら…


                                                                                                                                                              • -

nanao > もし私が死んだら、家族以外でずっと覚えていて欲しい人って誰だろう
考えたことありませんでしたが、これってノスタルジーになるのでしょうね。やはり自分が関わった異性になるのかな、ここだけの話ですけど。 (2005/08/12 07:00)
three bells > nanaoさんもやはりそうですか?
私は自分の高校時代が一番好きです。同窓会も無いので覚えていて欲しい人はどんなおじさんになっているかしら?会いたいような、会いたくないような。 (2005/08/12 16:01)