７月２４日通り 吉田修一 新潮社 2005.11.17 完読 2005/11/17 20:50

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　自分の生活を楽しく変えてみる事ができる小百合さんに好感が持てました。

読んでいて学生時代の友達を思い出しました。
そうか、あの子も確実な選択ばかりしていると見えて実は、間違った事がしたくなかったから無難な方を選んでいたのか。

　初の吉田さんの文章はすんなり入ってきました。
まるでＯＬさんが書いているブログにお邪魔したようなサラサラとした日常のように読んでいたら、どんどん聞き上手な彼女は深いところに入っていってしまって…

　弟の彼女のめぐみちゃんが自分を分析する所は、吉田さんって本当は女の人？って思ったけれど男の人だから冷静に書けたのかな。

　読後は先がとても気になるけれど、私も小百合の背中を押してあげたくなりました。
　「がんばって」って。

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kanakana ＞ 私もこれが初吉田修一でした。平凡な主人公にとても共感したので（小百合って、ちょっと昔の少女マンガの主人公っぽくありませんか？）、最後に彼女のとった行動はすごく嬉しかったです。 (2005/11/17 21:19) kanakana ＞ 74のレスになってしまうのですが。。。「失踪HOLIDAY」は読まれましたか？その中の「しあわせは子猫のかたち」が大好きです。 (2005/11/17 21:22)
three bells ＞ kanakanaさん、そうですね小百合って本にもあった、くらもちふさこさんのマンガに出てきそうです。（私くらもちさん好きなんです）警備員の彼も好青年でしたよね。
乙一さんの「失踪…」読んでないです。是非読みたいです。 (2005/11/18 21:13)