暗い所で待ち合わせ 乙一 幻冬舎文庫 ¥ 2006.2.10 完読 2006/02/14 06:14


☆☆☆☆
 事故で視力をなくしたミチル。父も亡くなり静かに独り暮らしている家に駅で殺人容疑にかけられているアキヒロが入り込む。
 ミチルはかすかな音でアキヒロの存在を知るが知らないふりのせいかつを続ける。

 なんで〜そんな事できるわけないし、あまりにも設定が変!と思って冷めて読み進めていくと…
どっぷりとはまっていく自分が怖い。
切ない乙一さん。やっぱり好きです。

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まゆ > 怖い話なのかなあと思って、しばらく手が出ませんでした。意外にも泣かされてしまいました。乙一の長編ではいちばん好きです。 (2006/02/14 20:54) three bells > まゆさん、乙一は「失踪…」「きみにしか…」「さみしさの…」とこの本を読んだのですが、あと怖くない作品はありますか?さみしさの…に入っていたフィルムのなかの彼女を読んでもずいぶんひきずってしまいました(お風呂でシャンプーできない状態になりました)切な系教えてください。 (2006/02/15 08:26) ゆんゆん > この本も読んでみたいです!これは長編なのですね。最近「さみしさの周波数」読みました。怖いのありました!!シャンプーが出来ないときってありますあります・・・ (2006/02/15 12:21) じゅりん > そうそう〜こんな設定ありえない!って最初思うんですけど、読み進めるうちにだんだんと違和感がなくなり、こういう信頼関係もありかな・・って(笑)どうしてこんな奇抜な設定から、こんなふうな心のあたたまるお話ができあがってしまうんだろうと不思議です。乙一さんの才能ですね。 (2006/02/15 13:18) three bells > ゆんゆんさん、長編です。今度ははまりそうにないわ…と思って読んでいたのですがもうもうもう!な物語でした。冬っていうのもまたこの物語にぴったりしていて最高でした。 (2006/02/15 15:26)
three bells > じゅりんさん、奇抜すぎますよね。迷い猫でも声だしますもの、すごい忍耐力!自然に相手を必要とできる、わかりあえる二人ってステキです。 (2006/02/15 15:31)
まゆ > せつな系、たぶん読破されてしまっていると思います。私もそれくらいしか思いつきません。あとはいずれもホラーっぽかったり、グロかったり、のような気がします。 (2006/02/15 20:09) three bells > まゆさん、ありがとうございます。乙一さんがせつな系を書いてくれるのを待ちます。 (2006/02/16 17:03) kanakana > 「ZOO」に収録されている「陽だまりの詩」とか、「平面いぬ」に収録されている「BLUE」とか、切ない短編は他にもあるけど、一緒に収録されているのがホラーだったりグロかったりするんですよね〜。 (2006/02/16 21:06) three bells > kanakanaさんありがとうございます!ちらっとそこだけ読むことにします♪ (2006/02/17 22:17)