ひとがた流し 北村薫 朝日新聞社 2006.11.6 完読 2006/11/06 21:24


☆☆☆☆
 アナウンサーの千波は母を亡くして独り住まい。
朝のニュース番組に抜擢された喜びもつかの間、健康診断で重い病気にかかったことがわかる。

 千波がうらやましいくらいの友情にまもられていました。
それぞれお互いに思いやる心がわざとらしくなくて、読んでいて気持ちがやさしくなりました。
親のやりとりは子どもにもしっかり伝わっていて、気持ちの良い娘たちが育っています。
 最後は急速に展開して予想通りでしたが、ほっとしました。


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チズ > この作品、新聞で連載しているときに、たまにですがちらちらと読んでいました。千波をとりまく友情があるんですね。病気のテーマは重いけれど、幼友達の友情が続いていて、お互い違いながら、友情をはぐくめるのは、いいですね、うらやましい。 (2006/11/14 15:06)
three bells > チズさん、こんばんは!本当は☆4に近いのですがあまりにうらやましい女の友情過ぎで嫉妬心から☆3になりました…(人間が小さい私)短命でも千波は幸せな人生だったと思います。 (2006/11/17 18:53)