ドラママチ 角田光代 文藝春秋 2006.11.14 完読 2006/11/17 19:10

☆☆☆
 角田さんは題名の付け方が上手いなといつも思っています。
女はドラマチックなことを心のどこかで待っていると思う。
日々の生活には、それなりの小さな喜びがあり、いつも通りに事が運ぶ事が安心に繋がっているのだけれど。
 
この本を読んで・・・マチしている自分に気付かせてもらった。
結婚して20年をつい最近迎えても、なんの変わりも無く過ぎていく毎日にドラママチしているのかもしれないな。

「ゴールマチ」に陸奥A子や‘フランス窓便り’が出てきて自分も同窓生になった気分で楽しかった。

ドラママチ

ドラママチ