鏡の中の秘密の池 富安陽子 偕成社 2006.12.26 完読 2006/12/26 23:44

シノダ!シリーズの3巻目です。

もうおなじみ信田家のお母さんはきつねの家系。
この巻はお父さんのお母さん、ユイたちのおばあちゃんが信田家を訪れます。
きつねの一族の事は知らないおばあちゃんに、突然現れる鬼丸おじいちゃんやホキおばさんたちを怪しまれずに紹介できるのか、信田家は緊張の連続。
お父さんの小学校高学年の不思議な話から展開していきます。

息子も富安さんのお話の世界は大好きで3巻目もまだかまだかと待っていました。
富安さんの作品は、現実にはいないだろうけれど、そう信じて大切にしたい気持ちがどんな作品にも織り込まれている様におもいます。

本当はおばあちゃん、何でもわかっていたりして…と思う所もありました。
知らないふりの優しさもありますよね。

あとがきを読むと4巻目の構想もずいぶんできているみたい。
子どもに返って夢中になってしまうシリーズです。

シノダ!鏡の中の秘密の池

シノダ!鏡の中の秘密の池


すもも > 新刊が出ていたのですね。さっそく図書館で予約しなくては。 (2006/12/27 11:01)
three bells > すももさん、そうなんです。待ちに待った新刊です。今回の作品で私のお気に入りはタクミでした。 (2006/12/27 22:10)