平成マシンガンズ 三並夏 河出書房新社 2006.1.20 完読 2006/01/22 00:02


☆☆
 第42回文藝賞を史上最年少15歳で受賞した作品。
新聞でも今の若者の心をうまく表現していると絶賛されていた…のがへそ曲がりの私にはしっくりこなかった。


 家庭は母親が家を出て2年になり、父は若い後妻をもらうらしい。
学校ではちょっとした事からハブラレてしまった。
居場所の無い自分の夢には死神が現れ、撃てとマシンガンを手渡される。そんなわたしの日常、という所でしょうか。

 片川さんの爽やかさと比べてしまいダメなのか…
綿谷さんの時にもイマイチしっくりこなくて。きっと私がオバサンになりきってしまったのでしょう。
 

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繋原春 > あたしにとって三並夏さんの作品は前々から気になっています。まだ未読なのですが。

最近は同じようなストーリー(失礼ですが汗)
が多いですよね。
綿谷さんの作品は読みましたが、あたしもしっくりきませんでした。文藝賞だということに気がとられ、ちょっと期待した自分をちょっと後悔。

あたしは三並さんや綿谷さんと同じ学生とゆう立場なので、
文章に共感できる部分はあるにはあるのですが...
何だか、もうちょっと個性が見たいなと思いました。

文面と内容が食い違ってしまってすいませんでした。 (2006/01/24 21:43) three bells > 繋原春さんレスありがとうございます。年齢に関係なく賞は決められていると新聞の記事で読むまで、若くてここまで書けるなら上等だろうと思って賞を出していると思っていました。
今の学生さんたちの気持ちを書いたものは重松さんなど、大人が書いた若者像のほうがしっくりくるのはやはり、私がしっかりおばさんだからでしょうか。その点片川さんの小説は忘れていた新鮮な空気を吸った思いで読ませてもらいました。繋原春さんは片川さんの小説はいかがですか? (2006/01/26 17:50)