ふにゅう 川端裕人 新潮社 2007.3.20 完読 2007/03/24 14:47

☆☆☆
川端さんは男性保育師さんの本とか書かれていて、父性愛を文章に感じる方です。

私の生活と物語がかけ離れているからか自分の中には入ってこなくておもしろい話ではあったけれどイマイチぐっとこなかったです。
それって、私自体、執着を持った仕事に就いていなくて急に子供が熱を出して病院に行けるだろう仕事を選んできてしまったから…?
やっと授かった子供だからどうしても子供中心になってしまい過保護だから?
いやいや、もう少し若くでこの本を読んでいたら焦燥感いっぱいだったかもだけれど、今の私も悪くはない人生だわと読み終わって感じたのは良い事ですね。
やたら、キャリアウーマンで働く事が好きなお母さんばかりが登場しましたが、生活のために子供と一緒にいたくても頑張らなくてはいけないお母さんがいなかったからチョッピリうそ臭く感じたのかもしれません。

ここで登場したがんばるお父さん大好きです。

ふにゅう

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