今森光彦さんの写真展に行ってきました。
今森光彦さんの写真展に行ってきました。
滋賀県をフィールドに観察しながら生活なさってもう30年。
土地の方々との密着度はすごいのでしょうね、
空撮のような写真を見ていらっしゃる御年配の方が
「ここが細い道になっとって、ここのとこ曲がったらタバコやなんや…
そんで、ここは●●さんの家やな〜」
自分の地域がどんな風に今森さんの手で伝えられているか確認しにいらっしゃったのかしら。
わたしが一番印象に残った写真は真夏の棚田の風景です。
棚田の濃い緑と青い空、真上から照りつける太陽が作る影の濃いこと!
すごい!のひと言です。
全体的に年配の方が多かったのですが若い方は
「これはどういう角度を意識して撮られたのか、フィルターは付けてあるんだろうか…」
など、カメラ専門的要素満載の見方をしている人もあって。
ああ、写真そのものを楽しめるわたしは幸せだとつくづく思いました。
わたしの庭は今森さんのアトリエの周りに広い庭を持っていらして
そこに尋ねてくる虫やかえる、花の写真にコメントを付けられています。
文章はルビもなく、わたし達大人が楽しむ写真絵本で、今森さんの庭自慢を存分に楽しめる一冊です。
- 作者: 今森光彦
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2005/07
- メディア: 大型本
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