金原瑞人さん講演会にいって来ました。

 とても背の大きな方で若々しくていらっしゃる。
ステキな方でした。
一番まえの席を陣取り、ちょっとのことも聞き漏らすまいと目を見てお話を聞いていました。きっと、私の目からハートマーク出てたかも。

 内容は主にYAの本について語られ、
 今の陸上小説現象(三浦しおん、佐藤多佳子桂望実あさのあつこ
はおもしろい、作者は女性で、内容は陸上部男子の事そして多くの読者は女性であろうことが共通点。
そして、またもやスポーツものの現象として現れかけているのが、
鹿男あをによし武士道シックスティーン
作者は男性、剣道部女子を書いている。
すべておもしろい。
今まではスポ根ものといえばマンガに任せてきたが、マンガが描ききれていない落ちこぼしたものを丁寧にすくいあげ、作者の力量でとてもおもしろく読ませている。

 どの時代も子どもは本を読まないと言われてきた。
自分も例にもれない。本が苦手な子どもがいてもそれは当たり前のこと。
押し付ける必要は無い。
 YAはジャンルではなく年齢層をくくってそう呼んでいるだけ。
YAに読ませたいものをどんどん放り込んでいろんなジャンルを読ませようとしているのがピュアフル文庫であろう。

 とてもユーモアたっぷり、飽きさせず楽しいあっという間の1時間半でした。

もちろん、サインもお写真も、なんと腕まで組んで!
とてもフレンドリーな優しい、サービス精神たっぷりの方でした。

今日購入したもの。

翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった

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ゴーストハウス

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