ゴーストハウス☆☆☆☆

ゴーストハウス

ゴーストハウス

 ゴーストハウスそのまま、幽霊屋敷。
そのお屋敷の中には4人のこどもの幽霊がそっとひそやかに怯えながら住んでいる。

 お屋敷に人が引っ越してくるみたい。
子どもだったらいいのにな、遊べたら楽しいのに。
自分たちはその子に見えるはずないし無理な話。
それに、きっとあの女の幽霊が目を覚ますに決まってる。
そして私たち4人はまたそいつに狙われるんだ。

 引っ越してきたのは12歳の少年ジャックと母。
少年は長い指をいろいろなところに這わせながら家の中を探っている。

 えっ?見えるの?
少年と子どもの幽霊は目が合ったような気がした。

ジャックの父が死んでから奇妙な少年の力はどんどん強くなっていくようだ。


 怖いのが苦手なので躊躇していましたがとうとう読んでしまいました。
昨日家族が寝てしまった後読み始めたらちょっとぞくぞくしてきたので中断して今朝本格的に読み始めたけれど、途中でやめると主人公のジャックの気持ちが途切れてしまいそうで一気に読みました。
 あとがきで金原さんはどんな想像力をしているんだと絶賛でした。
魔法少女レイチェルの作者なんですね。
未読なのでそちらも読んでみたいです。