黒グルミのからのなかに

黒グルミのからのなかに

黒グルミのからのなかに

 スコットランドの民話が元になっているお話。
 いつも元気なはずのお母さんがベッドに横たわっている。心配したポールがお母さんに尋ねると
もうすぐ自分は死ぬ。死神が連れにくるというのだ。ポールは急いで薬を買いにでかけると黒マントにカマを持った死神に道を尋ねられる。
 自分の母さんが連れて行かれると思ったポールは死神を黒グルミの殻に閉じ込めて海へ放り投げてしまう。死神がいなくなった世の中は…


この2冊の絵本はどちらも死神が出てくる。
死神がおばあさんの言いなりにいろいろしてくれるおもしろさがしにがみとおばあさんにはあるのだろうけれど、黒グルミのからのなかにを読んでしまった後では自分のなかで消化できないものができてしまって子ども達に読めなくなった。