ぼくらが作ったいじめの映画

 群馬県にある大胡小学校の映画クラブで「いじめ」の映画を作ることになった。
撮影は大まかなストーリーを決めてはいるが、芝居をしながら思いついたアドリブをじゃんじゃん入れて演技しながら作っていく。架空のいじめとわかっていても現実のように出演者を悩まし、3話完結の予定であったが後1話の所でどういう結末にしたら良いのか悩み、2話までできた昼休みに全校に放送し小学校全体に問題定義する。
 映画を作ることによっていじめを内側外側の両面から感じ考える事ができた。
意見をぶつけ合ってまとめ、人の意見を尊重することができ、「一見なかよし」の友だちから「本当のなかよし」になれた。
 自主的に考えていく子ども達もすごいが、子供たちから出る意見を全て生かし見守れる先生もすばらしい。