ぬすまれた宝物☆☆☆
- 作者: ウィリアム・スタイグ,金子メロン
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1977/12
- メディア: 単行本
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鍵は王様とガーウェインの2人だけしかもっていないほど信用されています。
あるとき王様の宝物が盗まれました。
当然、ガーウェインに疑いがかかります。
しかし、ガーウェインは盗んではいませんでした。
ガーウェインは、きっとみんなは自分の事を信用してくれて無実をわかってくれると思いますが結局、みんなもガーウェインを疑って有罪になってしまいます。
ほんとうの犯人は?ガーウェインは犯人ではなかったのです。
スタイグの絵本以外のものを読むのは初めてでした。
スタイグ自身が画いた挿絵がいっそう物語りをひきたてています。
信じる事、信じてもらう事の難しさや、許すことの大切さ、心の葛藤など、子どもにわかりやすく描かれています。
でも・・・この結末でよかったと思う反面、もやっと感は残りました。